~40代、カナダで見つけた“私らしい未来”に向かって~
Miraion立ち上げのご報告
2025年5月1日、カナダ・バンクーバーにて Miraion を立ち上げ、公式ホームページを公開いたしました。
心と体、そして暮らしやキャリアを「自分にとって心地よい未来」に整えるお手伝いをするための拠点として、ここから活動を広げていきます。
留学を決めた理由
私は21歳で結婚し、4人の子育てと仕事を両立してきました。
高卒の私にとって、キャリアを積み重ね収入を得ることは大きな自信となり、毎日を懸命に生きてきました。
それでも、心のどこかに「まだやれていないこと」が残っていました。
それが 留学 でした。
40歳を目前に控え、「見たことのない世界を見てみたい」と強く思うようになり、英語もできない自分にとっては大きな挑戦でしたが、あえて3年のカナダ留学を選びました。
勉強は得意ではない。けれど、40歳になる前にどうしても留学してみたい。
そんな自分を受け入れ、身ひとつでカナダへ飛び立ちました。
カナダでのカルチャーショック
バンクーバーで暮らし始めた私は、日々カルチャーショックの連続でした。
仕事中に友人と電話をしたり、携帯を触ったりする人。
パジャマのような格好で街を歩く人。
「え、これでいいの?」と驚くことばかりでした。
でも同時に、「そんな世界もあるんだ」と気づかされました。
人々は「自分・家族・趣味」を大切にしていて、周囲の目よりも自分の軸で生きている。
日本で“相手を思いやって次の行動を決める”ことが当たり前だった私にとって、それはとても自由で、そして羨ましくもありました。
一方で、日本人だったらそうはならないのに、という場面もたくさん見かけました。
起業を決意した瞬間
私はこれまで、経営者を支える秘書としてキャリアを積み、やりがいを感じていました。
けれど、心の奥底で気づいたのです。
「人を支える前に、自分自身を支えるプロにならなければ」
完璧に整ってから始めるのではなく、不完全でも“今できること”から挑戦してみたい。
そう思えた時、「Miraion」を立ち上げる決心が生まれました。
Miraionに込めた想い
名前の由来
「Miraion」という名前には、2つの意味を込めています。
- 未来(Mirai)
- ion(イオン=目に見えないけれど力を伝える粒子)
目には見えなくても、心や暮らしを静かに整え、未来に向けてやさしいエネルギーを届ける存在でありたい。
小さな変化がやがて大きな流れを生み、社会に必要とされる力となるように。
そんな願いを込めて、「Miraion」と名づけました。
カナダ・バンクーバーで事業登録
カナダに移住して、もうすぐ3年になります。
だからといって、英語がスラスラ読める・書けるというわけではありません。
翻訳機能やAIツールを駆使しながら、見様見真似で事業登録を行い、なんとか手続きを完了させました。
日本でも経験のない作業に挑戦する中で、失敗もありましたが、その都度修正して前へ進む。
「問題が起きても、目を背けずに解決していけばいい」
これは世界共通の学びだと実感しています。
最後に
日本とカナダ、2つの文化の間で揺れ動いた私だからこそ見えたものがあります。
それは「がんばりすぎなくてもいい」「完璧じゃなくてもいい」という生き方です。
今、少し立ち止まっているあなたにとって、Miraionが「心地よいリセット」のきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
小玉 舞 / Mai Kodama
Miraion代表

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